2016/06/24

金曜なので松の話をするよ!全員集合〜!

 

みんな心に各々の1松を飼っているのだと思うのだけれど、うちの1松の話聞いてくれる?公式通り卑屈クズ性癖大図鑑、でもちょっと親切。近所のおばあちゃんの荷物を持ってあげたりして、お礼にお饅頭とかもらっちゃう。そういう縁で彼女と知り合ったんだけれど、世間の男女が「好きです!付き合ってください!」とやるような頃合いになってから、「と、と、友達に、なってください‥‥(尻すぼみ)」と言ってしまうような引っ込み思案。でもその半年くらい後にはきちんと告白する。告白の時は走る走る。1松が格好悪くダッシュする姿を見たい、という欲望だけでそうなったのだけれど。付き合ってすぐは「ぼくのこと好きだなんて頭おかしいんじゃない男の趣味わるすぎ」と疑心暗鬼。「こんな男に付きまとわれて(彼女)ちゃん可哀想‥‥」とか思いながらも離したくないので、「彼女から見た1松」になろうとちょっとだけ頑張っている。一人暮らしの彼女の家に入り浸り、だんだんと慣れていく。フレンチキスが下手くそで歯が当たってしまうのが日常茶飯事なのだけれど、ディープキスはやたらと上手い。慣れたらパーソナルスペースを解放してくれるので、基本的に至近距離にいる。初めてのお泊まりはネズミーランドに行こうとしてしまったらなぜか山と海のある猫が船着場に群れている村に行き着いてしまう。その村?で運良く見晴らしの良い物件に泊まれることになるのだが、いろいろ空回りして彼女に自身で服を脱いでもらう事態。安定の、下着のホックが外せない童貞(ここでつい「兄さんに聞いておくんだった‥」と思ってしまう)。梅雨時に鬱(というかメンヘラ)が発症しがちで、付き合って二年くらいの彼女に「セックスさせて」と迫る。でも彼女は「セックス“させて”じゃなくてセックス“しよう”でしょう」と訂正してくれる聖母。マジ天使、マジ四男のためのヒロイン。こんな長丁場な妄想をしてしまうので、話を書いていてもいつまでたっても二人が付き合うところまでいかない。マジで君に届けかよ。ぼく〜にしか言え〜ない〜言葉〜を今〜君〜に届けたい〜〜〜!

でも最近、「ノーマル四男」と六男の言葉が引っかかっていた。やっぱり卑屈クズは拗らせた結果なだけであり、根はノーマルなのではないだろうか。だとしたら聖母なのは1松‥‥?というひらめきが落ちてきて、大変困っている。聖母1松だとしたらニートでも家事はやろうと頑張ってくれるだろうし、耳かきとかしてくれるんだろうな。だとしたら仕事はできるけれど生活との両立が苦手なキャリアウーマンタイプな彼女かなあ。‥‥‥と思ったところで、そういう女の子は好みのタイプじゃないので妄想が広がらなかった。無念!聖母は彼女の役割ということで!

 

川上弘美福岡伸一との対談の中で言っていたことを、最近良く考える。

「小説を書くとき、私はあまり筋書きを決めません。例えば、男と女がいて、その男女が電車に乗ってどこかに行く、というところまでしか決めない。そして書き進めていくうちに、二人はきっと駅で降りてうどんを食べるんだということが、なんとなくわかってくるんです。じゃあ、どんなうどんを食べるのか。男はきつねうどん、女はたぬきそばを食べた。男は唐辛子をすごくたくさんかけた、と書いていくと、それなら、この二人はこの後お墓参りに行くのかもしれない、最後にはふたりは心中してしまうのかもしれない……。こんな、最初は思ってもいなかったことが、書くことによって出てくるんですね。書いているうちに、だんだんその物語がどこへ行くのか決まってくる。もちろん、うどんではなく、親子丼を食べたと書くこともできるわけで、あらゆる選択肢が作者には与えられています。(中略)もし親子丼を食べたなら、まったく別の話になるかもしれません。親子丼を食べた男女は、お墓参りには行かずに映画を観に行って、その後、すごく派手な結婚式をして一生幸せに暮らしたのかもしれない(笑)。‥‥」福岡伸一(2014).せいめいのはなし 新潮社

夢だったらキャラクターから話を考えていく。1松だから一生懸命ないしょで稼いでネズミーランドに行こうとしたのになぜか謎の村に辿り着いてしまう。お粗末兄さんだったらちゃんとネズミーランドにたどり着けるし、しかもそのランドのチケットは福引で当てたとかで労働の対価ではないし、なんならランド内のホテルでビール飲んでセックスしちゃうと思う(一応緊張はしている)。14松だったら最初からネズミーランドに行こうとせずしかも無計画のまま謎の村に行ってしまい、日が落ちてから宿を探し、しかし運良く良い処に泊まれることになってハッピーセックスだと思う。なんかこう、彼らだからそうせざるをえないストーリーがある。それを形にしていくのが彼らのもの「らしい」二次創作なんだと思った。良い締めの言葉や話が見つからない。今回もセックス連呼しててゴメンなさい。

 

 

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