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2016/03/21

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卒業式だった。

 

先日思い出したことは、ちょうど一年前のプレゼンテーションのこと。「生きていることはこんなにつらいのに、どうしてみんな『生きていることは素晴らしい』というのか」という内容をつらつらと話した。

 

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みんなは笑いながら「大丈夫?」と聞いてくれましたね(本当に精神状態を心配されるような内容だ、あはは)。春に決めたテーマらしく、憂鬱で霞んだ疑問。それに一年間、ぐるぐるぐる向き合った。

本を読んで、就活して、授業受けてプレゼンして映画を見て履歴書書いて、徹夜してプレゼンして授業受けて、徹夜して徹夜してプレゼンして、漫画を読んで街コンに行って花火をして、バーベキューをして酒を飲んでライフイズマンガナイトをして旅行に行ってラーメンを食べに行って面接受けて大工仕事をしてカラオケに行って本屋の店番をしてアルバイトして、「もう分かんないよ〜〜〜」と泣きついて「こうかもしれない」と過信して「やっぱ違うかも」と思い直す。

本当にたのしい一年間だった。くるしい一年間でもあった。ぐるぐるぐるぐるして行き着いた先は、「まあ、こんなもんか」というやけにすとんとした考えだった。答えも出なかった。

 

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わかることが増えて、わからないことが増えた。いいと思うものが増えて、悪いと思うものが増えた。

いつか先生が、デザインを学ぶといつでもどこでもなんでもかんでもデザインの考え方でものを見てしまうと言っていた。ライフで骨の髄まで染み込んでしまったものからは、もう一生抜け出せることができない、らしい。たとえ抜け出したくてもねと、ニヤリと笑っていた。

これから一生、わたしの根本にはライフがある。人生における大事な時期の三年をライフに費やすことができてよかった。そして、この三年間がこれからの人生の基礎になることを、嬉しく、誇りに思う。

 

これからの人生は、どうやらつらいことが多いらしい。覚悟も実感もない。でもわたしには、わたしが正しいと思う場所がある。(本当は帰る場所があると言いたいところなんだけれど、よっぽどのことがない限り帰る勇気もない、あはは) だから大丈夫だと思う。正しい場所と思える場所をつくってくれた、歴代の先生方や先輩方や四年生のみんなに、本当に感謝しています。

 

 

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