無題

布団に潜り込んだら、「早く」と思ってしまった。涙が出た。「早く会いたい」「早く声が聞きたい」「早く顔が見たい」「早く隣を歩くとき胸を張れるようになりたい」「早く二人一緒にいれるようになりたい」格好悪くてあんまり考えたくなかったけれどどうやらさみしく思い弱っているようだ。

かなしい昨日洗濯はできた頭が回らない明日は仕事眠いあったかい湯船に浸かりたいお腹が痛くなるくらい笑いたい日向ぼっこがしたい掃除がしたい

 

210文字

無題

昔の恋人、別れる直前にラブライバーになっていてイベントとか(よくわからないけれど)通うようになったらしい、という噂を耳にしたと思ったら、彼の推しキャラクターのキャンペーンサイトのデザインにアサインされた。特に意味はないけど、ざまあみろと思う。今日は朝ごはんをちゃんと家で食べた。本を4000円分買った。今日は洗濯と洗い物をきちんとやる。

 

 

176文字

無題

今怒っていること今悲しく思っていること、感情が負のベクトルに動かされるのは辛いけれどこれらをなんとも思わなくなった時の方がこわいだから辛くても思い切り怒って悲しんで忘れないぞ。

 

 

95文字

無題

名古屋に戻りふとした時に乗り換えアプリを開くと東京や千葉の地名ばかり履歴に残っているのが見えて虚しくなる。

声や匂い体温を感じる度に「久しぶりだ」と思ってそれが悲しい。以前は久しぶりなんて思ったことなかったな。最近の日々はとても忙しくてたまに終電で帰ったりそれすら間に合わなくて徒歩で帰ったり。だから毎日の中で寂しいなんて思わなかった気がする。

あと四ヶ月で出会った彼の歳に追いつく。自分が出来ることを1つずつやっていこう。全然追いつけないな。

 

自分が気持ち悪いと思う箇所にしか句点を打てなかったのでいっそとすべて削除した。

 

まだ夕方があるまだ夜あるまだ深夜があるまだ明日があると思って過ごしているので時間がなくなったことに気付いた瞬間絶望することがしばしば。私生活も工数管理をきちんとしていこう。

 

 

359文字

無題

ぱったりと何かが終わって、すっぱりと何かが新しくなるんだと思っていた。そうでもなかった。みんな何事もなかったかのように案件を進行し、朝会に参加し、ミーティングをして、退勤する。わたしが入社したときから変わらなかった斜め前の彼の席は、今は別の人が座っている。「これ組んだの誰?」「この書き方はあいつだな」「惜しい人をなくしたよ本当」とクスクス笑ったりする。

わたしはご飯を食べたり祖母のお見舞いに行ったり泣いたり夜道を走ったりデザインをしたりして生きている。

新しく約束をした。会えない日は何かしら写真を送ってもらう。わたしはレシートが出たら写真を撮って送る。「生活してるってことがわかるから」と言う、低くてゆっくりとした声を想像する。

 

「断片的なものの社会学

匂いが強くて途中寝かせてしまったがようやく読了。

 

明日はもっと良いものを作る。

 

 

380文字

無題

彼の住む部屋が決まった。彼の送別会の計画をした。ぷんぷん怒りながら契約に着いて行ったり、気が利く社員を演じて幹事をしてくれる後輩に指南をしたりしている。

 

千葉って。

先輩との面談時に「遠距離恋愛になるんだよね?」とひそひそと聞かれる。口に出さないでくれ。遠距離恋愛。近所500Mの距離の恋愛が続かなかったわたしが遠距離恋愛って。「だから今夜だけは 君を抱いていたい/明日の今頃は 僕は汽車の中」をこれから体現できるようになる。本当に笑っちゃうな。

 

連休を取る手配をしたので部屋に遊びに行く。そのために小型スーツケースを実家から持ってきたのだけれど、A子さんの恋人第4巻を読んだために使いたくなくなってきた。

A子さんの恋人 4巻 (ハルタコミックス)

A子さんの恋人 4巻 (ハルタコミックス)

 

登場人物一人一人に、ぐっと一歩近づいたような巻だった。読んだ後は落ち込むので注意が必要。

 

ただこの4日間をとてもとても楽しみにしていて、彼の友人が働かれている(ナイフをキコキコするタイプの)フランス料理屋に行ったり部屋着のままコンビニに酒を買い足しに行ったり彼が料理する様子を眺めたり もうそんなことを考えるだけでうきうきする。どうする?このままディズニーランド行っちゃう?みたいなことも言っていたのだけれど千葉なんてもうそれに行ったらおしまいでしょ、という暴言で締めくくられている。

 

うきうきしている合間にわたしがデザインをあげたWebサイトがリリースしているのでぜひご覧ください。おそ松さんの二期をたのしみに生きてきました。

 

「猫犬鳥、何を飼おうかな」と言うから「なんでもいいけどメスだけは嫉妬に狂うからやめて」と言っておいた。

 

 

754文字

無題

2017/09/16

お鈴を鳴らすのが気恥ずかしくて、ちっちゃくちっちゃくそうっと鳴らして、仏壇の前の祖父を見る。彼と話したのはもう1年以上前だ。だいきらいだったのに、きちんとその低くしわがれた声は思い出せる。お前が買っていた名鉄の株で電車に乗ってきたさ、と話しかけてみる。座っていると感傷的な気分になるのでやめにする。

家に戻る時はたいていミスタードーナツを買うようにしている。祖母の分は必ずエンゼルクリーム。箱に頂きものだという立派ないちじくが大量にあったり、生協のしゃらしゃらしたビニール袋を見て、ああ実家だと思う。どこでも買えるようなお菓子と、冷凍した炊き込み御飯をもらって帰る。11月に入るまではあんまり戻らないかもな。

ちゃらちゃらとした見た目のくせに、敬老の日だからと言ってきちんとお祖父さんの家に行く彼のことをとてもすきだなと思う。

台風が来るらしい。日曜休みのお店がすきだ。アジを買ったのでいろいろ試すのが楽しみ。

 

 

418文字